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【2025年最新】テレキャスターのおすすめブリッジ8選

こんにちは!ギター歴7年、20代前半で毎月ライブ活動をしている僕が、長年愛用しているテレキャスターのブリッジについて解説します。

「テレキャスターの音をもっと良くしたい」「ブリッジを交換したいけど、種類が多くて迷ってしまう…」そんな悩みはありませんか?ブリッジは、テレキャスターのサウンドと演奏性を決める重要なパーツ。ここを交換するだけで、ギターのキャラクターは大きく変わります。

この記事では、テレキャスターのブリッジ選びで押さえておきたいポイントと、タイプ別のおすすめブリッジをご紹介します。

テレキャスターのブリッジ交換で得られるサウンドの変化

ブリッジは弦の振動をボディに伝える要となるパーツです。素材や構造の違いによって、サステイン、音の張り、チューニングの安定性まで変化します。

例えば、ブラス製のサドルを使ったヴィンテージタイプなら温かくファットなトーンに、モダンな6サドルタイプなら正確でタイトなサウンドに傾きます。音作りの方向性を考えてブリッジを選ぶことが、理想のテレキャスターサウンドへの近道です。

ブリッジ選びのポイント

サドル素材の違い

素材特徴サウンド傾向
ブラス(真鍮)柔らかめの金属で、ヴィンテージ感を演出温かみがあり、中音域が豊か
スチール硬質で強いアタック感明るく歯切れの良いサウンド
チタン軽量で耐久性が高い明るくクリア、サステインが伸びやすい

プレート素材の違い

素材特徴サウンド傾向
スチール最も一般的な素材。強度と安定感があるタイトでパンチのある響き
ニッケルメッキ錆びにくくルックスも美しいややマイルドで落ち着いた音色
厚みの違いプレートが厚いほど弦振動がしっかり伝わる厚い=サステイン強化、薄い=軽快で暴れる音

取り付けピッチの互換性

サドル間ピッチよく見られる仕様特徴と互換性の注意点
10.5 mmおおよそ52.5 mmのE–Eスパン(2-1/16″)近年の「インポート仕様」やモダン仕様に多く、現代のスタンダードなネック幅に合う傾向。
10.8 mm約54 mmのE–Eスパン(2-1/8″)ヴィンテージ系ギターに多い配置。テレキャスターの伝統的スタイルによく合う。
11.2 mm約56 mmのE–Eスパン(2-7/32″)よりワイドな間隔で、一部のハイエンドモデルやカスタム仕様で採用例あり。広めのネックやクラシックなフェンダーハードテイルに使われることも。

構造と弦の通し方

「裏通し」「トップロード」など構造によってテンションやニュアンスが変わります。

音楽ジャンルとの相性

ブルースやカントリーにはヴィンテージ系、ポップスやロックにはモダン系のセッティングが相性良好です。

おすすめのブリッジ—タイプ別ピックアップ

以下の通り、王道ヴィンテージ系、モダン・高精度系、個性派カスタム系に分けて紹介します。

王道ヴィンテージ系

Fender American Vintage 3-Saddle ブリッジ

ブラスサドル採用の王道ヴィンテージモデル。温かくファットなトーンを追求する方に。

Fender American Vintage “Hot Rod” ブリッジ

ヴィンテージ感を踏襲しつつも精度向上。ピッチ安定性に優れ、ライブやレコーディングにも安心。

Wilkinson WTB 3WAY ブリッジ

弦長補正付きブラスサドルでヴィンテージトーンと実用性を両立。

モダン・高精度系

GOTOH TLタイプ In-Tuneサドル付き

イントネーションに有利な近代設計。ポップス〜モダンロックに特におすすめ。

Allparts TB-5125 Compensated Saddle ブリッジ

ヴィンテージ仕様でも補正サドルで調整性が高く、見た目と性能を両立。

Wilkinson by GOTOH WT3 N

精度と耐久性に優れた日本製。多ジャンルに対応可能。

サドルごとに斜めに可変させることができるので3WAYブリッジのテレキャスターの弱点であるオクターブが合いにくいという弱点をなくしつつ、3WAYサドル特有の響きを維持できます。当サイト管理人のテレキャスターはほぼこれを使ってます。

個性派・カスタム系

Mastery Bridge Tele用

ビグスビー対応の独特設計。安定したチューニングと個性的なトーンを求める方向け。

ビグスビー対応した結果なのか、サドルを固定している側がジグザグになっているのでカラカラとした鈴なりがしやすくなってます。

Musiclily Ultra 3WAY ブラスサドル・ブリッジ

コスパに優れたブラスサドルブリッジ。温かみのある響きと安定した品質が魅力。

Musiclilyは中華系のブランドですが、品質は悪くなく、このブリッジは見た目が特殊で最高にかっこいいのでおすすめです。普通のテレキャスターブリッジプレートより厚みがあるので低音がより出ます。

まとめ

テレキャスターのブリッジは、サウンドの方向性を左右する重要なパーツです。交換することでギターの表情は大きく変わります。サドル・プレートの素材、ピッチ、構造などを踏まえて自分のスタイルに合ったブリッジを選ぶことで、理想のテレキャスターサウンドに近づけます。