MXR Phase 90 Script Vintage|元祖フェイザーペダルのスクリプト期ヴィンテージ

何故か二台持ってます。ヴィンテージ神話にあまり傾倒するのもどうかとは思いますが、現行品と比べて明らかに音楽的なサウンドです。

現行品でもScript Verがカスタムショップ製で出てます。

MXR エフェクター '74 VINTAGE PHASE 90 CSP-026

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下記の写真は中身を写したものですが、左側は札幌旅行に行った際にエレキ堂さんでお安く買いました。配線周りなどはノイズ対策のため交換されてしまっていますが、基板上のパーツは恐らくフルオリジナルです。
右側の個体は先輩から壊れていると譲り受けて、修理して使っている個体です。シングルオペアンプが一つだめになってるだけでしたが、故障箇所を見つけるのに非常に苦労しました。スイッチも死んでいたのでついでにトゥルーバイパスにしちゃってます。

よくこれだけの回路を1970年代にこのサイズに収める設計ができたなと感心します。使われている部品も当時としてはハイグレードな部類だと思います。
ちなみに現行のPhase90はオペアンプをデュアルのものを使っているためヴィンテージのPhase90よりオペアンプの数が半分になってます。ここが結構サウンドの違いが出るポイントだと思うんですよね。そもそも回路が違うという。

CTSポットのシリアルから恐らく1975年製。

札幌で買ってきたPhase90はポットが錆びすぎて読みづらいのと、ちょうど製造年数のところにハンダが乗っているため分かりづらいですが75と見えるので恐らく1975年製です。