ズタボロな状態で格安で入手して、フレットを打ち直さなきゃと思いながら10年くらいが経過しても所有し続けているカスタムショップのストラトです。
前のオーナーに色々あったのか、ヘッドのロゴに傷が入れられていたり、ボディの塗装が下手くそな感じで剥がれていたり、一度真っ黒にスプレー缶で上から塗装された形跡がみられます。
Fender Custom Shopの製造は1990年頃から始まっているらしいので、かなり初期の一品で木材やピックアップ含めてかなり気合の入った造りです。所有しているギターの中で一番ピックアップの音が良いです。
早くフレットを打ち直してもっと使いたいのですが、歴史的にも勝ちがあるギターなのでもう少しリペアの腕を磨いてから実行しようと思います。
面構えは非常にいいです。当時に習ってポリエステル塗装ですがそこまで厚くないです。
ピックアップはもしかしたらアビゲイルイバラ女史の一品かもしれません。
1969年製のストラトにはローズ指板が貼り付けられたネックが多いですが、オプションでローズの代わりにメイプルを貼り付けた個体もあったそうで、いわゆる貼りメイプル指板です。意外と人気があったのか、その後メイプルワンピースネックも復活してます。
本物かは不明ですが、BBキング氏のサインが入ってます。そこだけマスキングして黒く塗装されていたのかもしれません。本物感あります。
初期のカスタムショップロゴは現行のものと違ってシンプルです。何故か数年前までは新ロゴのほうがかっこいいので人気がありました。