ヤフオクにて当方製作のハンドメイドエフェクターを販売中!詳しくはこちら

BOSS T Wah TW-1|BOSSコンパクトシリーズ初期のオートワウ

本日は我らが誇るBOSSの記念すべき発のオートワウ/エンベロープフィルターを紹介します。

かなり爽やかにチャカポコ言うオートワウで、Mutronのオートワウと比較するとかなり使いやすいと思います。エグさはそこまでないです。

現行品は下記です。

「SENS」は、ギターやベースのピッキングの強さに対する感度を調整するコントロールです。ピッキングが弱いときでもワウ効果が出るようにしたり、強いピッキングに対してワウの効き具合を調整します。
「PEAK」は、ワウ効果のピークの強さ、つまりワウの「強さ」を調整します。高く設定すると、より強烈なワウ効果が得られますが、低くすると効果が控えめになります。
MODEスイッチは
• Low Pass(LP): 低周波域を強調し、温かく丸いワウ効果を作ります。ベースや中低音域をメインにしたサウンドに向いています。
• Band Pass(BP): 高周波域を強調し、シャープで鋭いワウ効果を作ります。ギターのリードプレイやカッティングに向いています。

かなり大きい部品が目立ちます。

恐らく本当はレイセオン社製のRC3403が搭載されていたと思うのですが、後述の修理履歴からここが交換されてJRC社製の3403になってます。これもこれで珍しいです。

日本製の古いフォトカプラです。内部にLEDとCDSという明るさを検知して値が変わる特殊な抵抗が密封されています。これでピッキングの強さを検知してエフェクトを掛けます。

ワウの心臓部分であるインダクターです。恐らく日本製だと思うのですが、VintageのVOXワウなどでも使われている見た目なので海外製を取り寄せた可能性もあります。値がわからないのでなんとも言えませんがサイズ的に500mHくらいはアリそうなので取り外してワウを作るのに使っても面白いかもしれません。

内部に修理した日付を示すシールが張ってました。結構珍しいです。