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Joodee Stratcaster Type JST-60N

Joodee JST-60N

前の投稿に引き続き、70年代に販売されていたJoodeeという日本製のコピーブランドのギターを紹介します。

今回はストラトタイプです。1978年頃から日本製のコピーモデルのクオリティが一気に上がるのは有名ですが、1977年以前でもクオリティが高いモデルは存在して、具体的に言えば1970年移行のFenderのストラトでいわゆるラージヘッドでネックプレートが3点留めのモデルのコピーです。

なぜかといえばリアルタイムでアメリカから日本へ輸出されているモデルだったので、研究対象として手元にあったのでしょう。逆に60年代のスモールヘッドのモデルはおそらく写真を見ながら作ったのかところどころチープでネックプレートのサイズもおかしかったりします。

このJoodeeはおそらくダイナ楽器製で、造りがダイナ楽器に製造が移ってからのFender Japanにそっくりです。

Joodee JST-60N

当時のカタログを見るとホワイトアッシュ単板と記載がありますが、どう見てもセンの3ピースボディです。当時は単板という言葉の意味が違ったのかもしれません。

センなので比較的軽く、重量は3.4キロほどでちょうどいいです。

残念ながら私の手元に来た時点でピックアップが一つ飛んでたのとボリュームポットがノイジーだったので交換しました。

ブリッジも10.5mmピッチでイナーシャブロックが鉄製のものに交換してます。オリジナルは謎の合金で鋳造されたものが使われてました。TOKAIのギターによく使われていたやつですね。

Joodee JST-60N

一言で言えばちょうどいいギターで、ネックも普通より若干太い位に感じられます。ペグも変えようかなとも思っています。