エレキギターにおけるトーン回路はピックアップ→ボリュームポット→ジャック出力の流れの主にボリュームポッドから分岐してコンデンサを通じて特定の周波数をグランドに落とすだけのものです。
信号の通り道というわけではないので、基本的に音に関係するわけではないです。イメージとしては信号を劣化させることでハイを削っているというイメージです。
ただし、コンデンサの値ごとにどういう劣化をするのかも違うので好みです。0.022uFだと控えめ、0.1uFだときつめに劣化します。
古いコンデンサをつけると音がいい!!!というのは科学的には根拠がないですが、個人的には古いコンデンサはリークしてたり抵抗値を持ってしまってるものもあるのでその部分で現行品のコンデンサと違いは出るのかもです。
ちなみにトーンノブをフルの状態にしても、信号ラインから少しトーン回路を通ってグランドに落ちているので音は変化してます。トーン回路を完全に切り離すとジャリジャリでギンギンな音になります。個人的には使いにくいです。