1996年にアメリカはロサンゼルスで設立した比較的新しいギターブランド「Xotic」が開発した、ナチュラルOD系のブースター、「Xotic RC Booster」をご紹介します。
借り物のご紹介です。というより、スイッチ周りが故障して修理で預かったのでついでにレビューしております。(許諾済み)
見た目から最近流行りのトランスペアレント系のオーバードライブと勘違いされがちですが、どちらかといえばTube Screamer系の回路を持っています。TS系ではありますがよりクリーンで歪が少なく名前の通りアンプをブーストするのに特化したエフェクターと言えます。
一時期はほとんどのギタリストの足元にセットされていました。
重要なパーツ部分はモールドされているので不明ですが、ネットには回路図が転がっているので自作も可能です。
特に高級な部品は使っておらず、積層セラミック系のコンデンサなどの多様から、原価を抑えて最高のサウンドをというコンセプトで作られているのが予想できます。
1つ、ネットに転がってる回路図には無いトランジスタ(レギュレーター?)があるのですが詳細不明です。
スイッチ周りをみると準トゥルーバイパスですね。エフェクトOFF時はしっかりグランドにエフェクト回路を落としてあげたい。。。OCDしかりアメリカ製のエフェクターはトゥルーバイパスに対する考え方が違うような気がします。
クリッピングのダイオードは6個も使っているようです。本機は後期型で、初期型はクリッピングがBOSS形式の非対称クリップになるそうです。
最近では新型のV2もリリースされていてこちらも人気です。