ROSS PHASER|コンプで有名なROSS製のレアなフェイザーペダル!

ROSS PHASER

フェイザーといえばオレンジ色。MXR PHASE90で定番付けられており、管理人はオレンジを見るとなぜかウネッたサウンドを想像してしまいます。

世界中のギタリストに愛されているコンプレッサーを製造していたメーカーとして有名な、ROSSというアメリカのメーカーが一時期販売していたフェイザーをご紹介します。

80年代頭に製造されていたモデルで、コンプレッサーはかなり売れていたようですが、本機は中々売れなかったようです。使用していたミュージシャンも少ないからですかね。

管理人は5年ほど前に入手し、先日ご紹介したヴィンテージのMXR PHASE90を入手するまでメインで使用していました。

回路的にはPAHSE90シリーズとは少し異なる印象です。同時期に発売されていた、VOXの1900というフェイザーに似た回路で、どちらかが先に考えたのかはわかりません。もしくはVOXがROSSに製造を委託していたのか、など考えられます。

もっといえば、Electro HarmonixのSmall Stoneにも似てますね。

お互いの時期にもよりますが。

VOXの1900はgoogleで調べて中身を見てみると、当時日本でよく使われていたコンデンサやオペアンプが使われていたので、日本でOEM製造していたのかもしれませんね。

ROSS PHASER

サウンドの傾向としては、クリアでブライトで癖が少ない印象です。MXRのPHASEシリーズは45を除けば癖があるほうで飛び道具として使われることが多そうですが、本機は常にかけっぱなしでもそこまでうるさくならないです。

コントロールもPHASE90シリーズは基本一つだけですが、本機はRATE(揺れの深さ)とRECYCLE(揺れの速さ)の2つ備えており、ロータリースピーカー的なサウンドを作ることも出来ます。

演奏中にコントロールノブに触れてしまって、設定が変わってしまわないように、ケースにくぼみをつけて工夫がされているのもいいですね。

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内部は非常に合理的で、ポットと基盤が一体化しています。大量生産しやすいように工夫していたんですね。

部品も現在ではかなりレアでオークションでも値段が上がっているRC4558Pが贅沢に3つ使われています。

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ポットデートをみると、1979年の4週目に製造されたことから、本機も1979年以降に製造されていると推測されます。

おそらく本機は中期頃の製造で、初期型は基盤の色が白っぽい灰色のものが使われています。

ROSS PHASER

これは管理人の所有しているモデルだけなのか、電池にかぶせるラバーがついてました。かわいい。

自作業界では有名ですが、この回路を持つエフェクターは、更にフェイズ段階を増やせる改造が有名で、上の写真に白いアダプターがあるのがわかりますが、あとからそこに増設できるよ!っていうふうにしてあったのかもしれません。