伝説の元祖オーバードライブペダル、BOSS OD-1です。
このペダルがオーバードライブという概念を世界に作ったと言っても過言はないのではないでしょうか。
前期、後期と仕様があり、当方が所有しているものは後期の仕様になります。
前期はオペアンプにRC3403などのクアッド型のものが使われており、後期はJRC4558やC4558Cなどのデュアル型のものが使われていました。
前期と後期で比較すると、オペアンプ増幅部分に差があり、その足りない部分を2SC732等のトランジスタで代用していたようです。いわゆるTS系の回路ですね。
知人が所有しているものと比較しましたが、前期と後期で音色はそこまで差がないように感じました。
微妙に前期型のほうがブーミーで、たしかにジェフベック先生をもって「最高のマーシャルアンプを弾いているようだ」と言わしめたのがわかります。
音の特徴としてはミッドからハイにかけて強烈なサウンドで、マーシャルアンプと組み合わせて歪ませると王道のハードロックサウンドになります。
SD-1と傾向はにていますので、無理して手に入れるほどでもないかなぁとは思いますが、エフェクターマニアとして一応持っているという程度です。
たまにセッションで使いますが、アンプによるエフェクターな印象です。
当時手に入る安物系の部品で構成されてますが、むしろエレキギターで使う分にはそっちのほうが音がマイルドだったりします。
JRC4558艶ありですね。お値段お高くなってますが、間違っても既成品から抜き取るのはやめましょう。価値が下がります、、、 シリアルから1980年製のオペアンプな可能性高いですね。
シリアルは下記のように見分けられるそうです。
1xxx = 1981年製 0xxx = 1980年製 9xxx = 1979年製 7xxx = 1977年製 参照:Texas Bloodさん(http://www003.upp.so-net.ne.jp/yochan/TS808analyze.htm)