最近海外を中心に人気が高まっているIbanez社製のヴィンテージエフェクター「MT10」、通称MOSTORTION(モストーション)。
名前の通りMOSFET系のオペアンプが使われており、歪み方が一般的なオーバードライブペダルと一線を画しています。
発売当時は全然売れなかったらしく、数年で生産終了になったようで、使用しているミュージシャンもいなかったため10年以上値段は上がらなかったのですが、ここ数年で爆発的に値段が上がり、2018年10月現在35,000円以上の値段で取引されてます。
管理人は数年前に8,000円程度で購入し、そのときは価値はあまり知らなかったのですが、MOSFETの良さはFull Drive2や、AMZ Boosterなどの音色で知っていたので、興味本位で購入した程度でした。
MOSFETはどのペダルもそうですが、チューブアンプとの相性がよくダイナミックなレンジな音色になる傾向があります。
EQが3つついているだけあり音作りの幅は広く、ファジーな音から伝統的なオーバードライブな音まで幅広く作れます。
おそらく、当時売れなかったのはMOSTORTIONという名前がマーケティング的に良くなかったのではないかと思います。すごく歪みそうな名前なのに使ってみるとそんなに歪まない、、、みたいな感じで。
CA3260というあまり聞き慣れないオペアンプが使われています。調べてみると、一般的な4558系のオペアンプとは違う仕組みのようです。
そんなに入手困難そうな部品を使っているわけではないので、自作したほうが安上がりかもしれませんが、このIbanezの10シリーズの筐体がかっこいいんですよね、、、笑