先日現行品のMaxon SD-9 Sonic Distortionを購入しましたが、知人のヴィンテージ物のマイルドさを感じず、思い切って同じ時期に製造されていたSD-9を入手いたしました。
マイケルランドゥさんが一時期使用していたことで有名です。恐らく彼もヴィンテージ物を使用していたと思われます。
現行品のSD-9と比較すると明らかに倍音の出方やトーンの明るさが違う気がします。
中身をみると、現行のSD-9とは回路的に構造が異なるようです。
現行品はアウトプットバッファを除いたTS系のような構造ですが、本機はインプットバッファ→歪み回路→アウトプットバッファのような構造です。
現行品はミレニアムバイパスを利用したトゥルーバイパスですが、ヴィンテージはバッファと電子スイッチを利用しています。
オペアンプはJRC4558Dの艶ありです。他トランジスタは2SC1815BLが使用されています。
そもそも回路が異なるので、こればっかりは回路が違うのでオペアンプが違うから音が良い!というわけではなさそうです。