歴史の闇に消えたBOSSが誇るベース用コーラスCE-2Bをご紹介します。
CE-2BはBOSSのベース専用シリーズの第一号機として、BF-2B(フランジャー)、GE-7B(イコライザー)とともに発売されたモデルです。
茶色い筐体に金のパネルと何故かゴージャスなデザインで管理人は好きです。
ベース用ですが、ギターにも普通に使えるサウンドで、むしろベースに使用する用途では後継機種にして現行品のCEB-3の方が評価が高いです。
ギターで使用した際は低音は原音に近いまま高音にコーラスがかかるので独特で面白いです。
CE-2Bは、ヴィンテージエフェクター市場で高値がつけられている「BOSS CE-2」とほぼ同じ回路で、コンデンサ2つと、原音とエフェクト音のミックス加減を調整する「E.LEVEL」ツマミが増設されているくらいの違いです。
よくCE-2に改造したモデルが販売されていますが、管理人はそのままでも十分いいと思います。いずれはどちらも使えるように切り替えスイッチでも増設したいと思います。
CE-2Bの中身です。BOSS CE-2と一緒です。
コーラスの要であるBBDチップはMN3007とMN3101のコンビです。定番ですが近年は中々入手しづらくなりました。
増幅用オペアンプはJRC4558DDの艶有りです。
裏面のラベルが緑色なので、日本製と台湾製の境目1980年代後半から1990年代前半の製造です。