先日、前モデルのCatalinbread(カタリンブレッド)、Belle Epoch(ベル・エポック)をご紹介しました。
今回は、上記ペダルのパワーアップモデル、Belle Epoch Deluxeをご紹介いたします。
何が変わったの?ってまずは見た目がいかつくなっております。
コントロールノブが6つ、スイッチが1つ、フットスイッチが2つ。細かい調整が苦手に管理人を困らせてくれます。
コントロールは左から、 ECHO PROGRAM:6モードのエコーパターンの切り替え Depth:エコー音の深さの設定 Record Level:エコーされたディレイ音量の調整 Echo Volume:全体のボリューム設定 Echo Sustain:エコーの長さの設定 Echo Delay:エコー回数の調整 ミニスイッチ:エクスプレッションペダルのコントロールの切り替え。右ポジション(D)ではディレイタイム、左ポジション(V)ではディレイプレイバックボリューム、ロータリースピード、フィルタースウィープをコントロールします。このとき何をコントロールするかはECHO PROGRAMにより異なります。
左のフットスイッチ:ディレイのフィードバックが増加し、一時的に発振させることができます。OFFにすると元に戻ります。このときの動作は内部トリマーで調整が可能。
右のフットスイッチ:バイパス、エフェクトオンの切り替え
前のモデルの基本機能やEP-3の再現度は維持しつつ、更にパワーアップさせて帰ってきたみたいな印象です。
伝説のエコープレックスをとことん再現したらしく、プリアンプは同じFET回路で、オリジナル回路の22V動作を再現させるため、9V電源を内部で27Vに昇圧しています。かなり野太い音です。
80ms-800msのディレイタイムが使用可能です。0.08秒から、0.8秒までってことですね。そんなにロングディレイとして使えるわけではありません。十分です。
電池は使用不可です。9Vの外部電源でのみ動きます。
トゥルーバイパスとバッファーアウトは内部にあるスイッチで切り替えができ、バッファーアウト時はこのプリアンプ回路を通るようです。お得ですね。
もちろん、バッファーアウト時は、エコーの残響音がエフェクトオフ時にぶちっと着れることもなくなるので、管理人はバッファーアウトに設定してます。
初期設定はトゥルーバイパスになっているのでご注意ください。
前モデルより大きい筐体を使用しているため、高品質な部品の使用が可能になり、導入されています。
カーボンコンポジット抵抗や、オレンジドロップなど、メーカー製造品ではなかなか使われないスタンダード以上の部品です。
この辺もアナログな感じがしてこだわりを感じますね。
シリアルはなく、製造年月日が記されています。管理人のは2018年の4月17日に作られたようです。
ちなみに、左側のフットスイッチはディレイ音のフィードバックで発信してかなり大きい音になりますので、知らずに踏み続けるとびっくりするかもしれません。このへんが変態的ですね。飛び遠具としてお使いください。
箱や付属品も非常におしゃれですね。Catalinbreadはサウンドも含めて非常にセンスの高いメーカーです。