こんにちわ。ギターを始めるときセットで付いてきたアンプを使用しているが、そろそろスタジオに置いてあるアンプに及ばないにせよ「自宅で使用しても満足の行く小型アンプがほしい!」なんてときありませんか?
僕はあります。
本日は普段エフェクターを集めに集めまくっている管理人が、自宅で使用しても満足感のあるアンプを【7つ】厳選してご紹介いたします。
目次
- 1 アンプについての基礎知識
- 2 自宅使用でもおすすめのアンプ7選
- 2.1 VOX MV50 Clean / 新世代真空管「nutube」を使用!
- 2.2 BOSS KATANA-MINI / BOSSが手がける最新本格的ロックアンプ!
- 2.3 YAMAHA THR10 / 全機能網羅の高品質アンプ
- 2.4 BLACKSTAR FLY Stereo Pack / ステレオ・サウンドが魅力の小型アンプ!
- 2.5 ROLAND CUBE Lite Black / 小型アンプでは最強クラスの高音質!
- 2.6 MOOER Silvereye 10 / Bluetooth接続で曲に合わせて練習可能!
- 2.7 LINE6 AMPLIFi 30 / 異様な見た目のスタジオ品質サウンド!
- 3 自宅用ギターアンプのまとめ
アンプについての基礎知識
アンプとはamplifier(増幅する)の略称で、名前の通り信号を増幅してスピーカーへ出力するという役割を持っています。
W数(ワット数)ってなに?
よくワット数(w)と書かれていてナンノコッチャと思うと思いますが、シンプルに出力の大きさです。
目安として自宅使用であれば5W〜10wで十分で、30wも有ると近所からクレームが来るレベルだと思います。
マーシャルやフェンダーのよくスタジオやライブハウスにおいてある大型アンプだと100wもあるので自宅で使用したら通報されてしまうと思います。
現代においては、ライブハウスやスタジオでも100wクラスのアンプは必要ないと思っていて、理由としてはPAさんによるマイクからの集音技術があるのでそんな大きな出力必要ないです。
昔はその技術がなかったので、大きなコンサート会場で隅から隅まで音を響かせることを想定して100wくらい無いとだめだったんだと思います。
定番のJC-120は120W。
Fender ツインリバーブは85W。
Marshall JCM900は100W。
定番ではありますが音量大きすぎて自宅で使うのは難しいですね。
真空管?トランジスター?デジタル?
自宅用のアンプも含めて、アンプは大きく3つのカテゴリーに分類されます。
- 温かみが特徴の定番真空管アンプ
- 安定性が魅力のトランジスタアンプ
- 名機をモデリングしたデジタルタイプ
真空管アンプの特徴としては、その名の通り増幅部分の回路に真空管を使用していることです。
真空管とは、
トランジスタアンプは、真空管で増幅していた回路をそのままトランジスタに切り替えたもので、真空管と比較すると少し硬い音色が特徴ですが安定性や、ノイズの少なさなどが特徴です。
デジタルアンプは上記真空管アンプ、トランジスタアンプの名機をモデリング、再現しているモデルが多いです。
自宅で使用するアンプで真空管となると選択肢は少ないので、実質トランジスタアンプかデジタルアンプで高性能なものを探していくことになるでしょう。
アンプとスピーカーは違うの?
よくスピーカーとアンプを同じものと考えている人がいますが、違います。
アンプとはその名の通り増幅器なので、入力された信号を出力するスピーカーがないと音が出ません。
Fender Twin reverbなどの「コンボタイプ」のアンプであればスピーカーと一体化しているのでそのまま使用できますが
マーシャルなどでリリースされているヘッドタイプ(スタックタイプ)のアンプだとスピーカーがなければ音が出ません。
自宅使用でもおすすめのアンプ7選
おまたせしました。自宅使用におすすめのアンプを7個紹介します。
VOX MV50 Clean / 新世代真空管「nutube」を使用!
私も使用してます。非常に良いアンプです。
カテゴリーとしては真空管アンプなのですが、驚異的なのはそのサイズの小ささ。自宅使用にも使えますし、ちょっとしたセッションなどにも持っていけます。
最大50Wの大出力でも使用でき、背面にアッテネーター(ワット数の調整)が付いてるので25W、12.5Wと出力を抑えることができます。
家では12.5Wで、スタジオやライブハウスでは50Wで使用してます。
あと、開発者の方がTwitterで明言されてましたが、改造用のパッチも用意されており、管理人はスイッチで切り替えるようにしてます。
いわゆるヘッドタイプのアンプですので、スピーカーがなければ音が出ません。セットで販売されてたりします。
Cleanタイプだとアンプ単体で歪みを作ることができませんが、別タイプだと可能です。
VOX Nutube搭載 ギター用 超小型 ヘッドアンプ MV50 Boutique 驚きの軽量設計 50Wの大出力 アナログ回路 自…
BOSS KATANA-MINI / BOSSが手がける最新本格的ロックアンプ!
BOSSがリリースしている、かなり本格派なデジタルアンプのご紹介です。コレ一台で歪みも作れ、テープエコー風のディレイもついてます。
最大の特徴としては、バッテリー駆動もできるので路上ライブにも使用できることです。
KATANAシリーズは高出力の大型モデルもリリースされていて、BOSS社の総力を上げて開発されただけあって真空管アンプと比べて遜色のない音像の良さを感じます。
YAMAHA THR10 / 全機能網羅の高品質アンプ
見た目が昔のラジオみたいで最高ですね。近年、ギター領域に再度力を入れているYAMAHA社の高機能デジタルアンプです。
ヘッドアンプっぽいのでスピーカーがなければ音が出ないのかと思いきや、単体でも音が出せます。
幅広い音色とエフェクトを楽しめます。USBインターフェイスもついているので、ちょっとした宅録にも便利そう。
BLACKSTAR FLY Stereo Pack / ステレオ・サウンドが魅力の小型アンプ!
今回ご紹介する中だとコンボタイプでは最も小型だと思います。ステレオ出力可能な小型アンプ、「BLACKSTAR FLY Stereo Pack」です。
KATANA MINIと同じく電池駆動が可能で、ディレイも内蔵されてます。
ブリティッシュ系の歪みな感じはします。
ROLAND CUBE Lite Black / 小型アンプでは最強クラスの高音質!
ほんとにコレはギターアンプなの?というスタイリッシュなデザインが魅力です。しっかり10Wも出力あり、iPhoneなどの外部音源入力も可能なので、コレ一台で個人練習がだいぶはかどります。
Jazz Chorus系の音色でコーラスとリバーブも内蔵されてます。ハイスペック。かなり音色もきれいです。
歪み方もかなりいいですね!
MOOER Silvereye 10 / Bluetooth接続で曲に合わせて練習可能!
中国が誇るハイテクメーカー、Mooerによるハイスペックアンプのご紹介です。
BluetoothでiPhoneなどから音源を流しつつ、ギターサウンドを入力できるので非常に練習が捗りそうです。デザインもかなりイケてますね。しっかり出力も10Wです。
LINE6 AMPLIFi 30 / 異様な見た目のスタジオ品質サウンド!
2020年現在、残念ながら戦象終了してしまっているようですが、まだ在庫分を購入可能です。
特徴的なデザインながら。LINE6の長年のノウハウを集約しており非常に理に適ったサウンドがします。例によってBluetoothによる外部入力も完備。専用の接続用いOSアプリも有るので便利です。
インテリアにもおすすめです(笑)
自宅用ギターアンプのまとめ
いかがでしょうか。自宅用のアンプもかなり進化しており、普通にライブハウスに持っていっても負けないレベルのサウンドになってます。
ただ、あまり多機能でももてあますので、自宅で練習するのに最適な機能を軸に選んだほうがいいと思われます。